手軽に部屋の雰囲気を変えたいと思っても、床のリフォームはお金も手間もかかるもの。特に賃貸住宅では工事が難しく、気軽な模様替えが叶いにくいと感じていませんか?そんな時に頼りになるのが「置くだけフロアタイル」。工事不要で簡単に敷けるうえ、安価に購入できるため、6畳の部屋でも気軽に模様替えが可能です。
この記事では、コストを抑えながらもおしゃれで快適な空間に仕上げるための、フロアタイル選びのポイントと施工方法を紹介します。
このページでわかること
- 「置くだけフロアタイル」の特徴と選び方
- 6畳に必要な枚数と費用の目安
- 安価で購入できるおすすめ商品
- 施工手順とDIYでの注意点
- 賃貸でも安心して使えるタイプの紹介
置くだけフロアタイルとは?

置くだけで設置できるフロアタイルは、DIY初心者や賃貸住宅に住む方にとって非常に便利なアイテムです。接着剤を使わず、床に並べるだけで模様替えができるため、原状回復が求められる賃貸でも安心して使えます。
特に6畳ほどの広さなら材料費も抑えやすく、費用対効果の高い模様替えが可能です。ここでは、置くだけタイプのフロアタイルについて、その種類や費用感、施工の特徴を解説していきます。
置くだけフロアタイルとは?特徴と種類を解説
置くだけフロアタイルは、裏面に粘着加工がなく、敷くだけで使える床材です。再利用が可能で、原状回復を前提とする賃貸物件にもぴったりです。代表的な素材と特徴は以下の通りです。
素材 | 特徴 | 向いている部屋 |
---|---|---|
塩ビタイプ | 水や傷に強く掃除しやすい | キッチン、洗面所 |
EVA樹脂タイプ | 柔らかく断熱性がある | 子ども部屋、寝室 |
木目調タイプ | 見た目が自然でおしゃれ | リビング、洋 |
6畳に必要なタイル枚数と費用の目安
6畳の広さはおおよそ10~11㎡程度。この面積に対応するフロアタイルの枚数と費用は、タイルのサイズや単価によって変わります。目安としては以下のようになります。
- 30×30cmサイズ:1㎡あたり11枚 → 約120枚必要
- 単価が100〜300円の場合 → 約12,000〜36,000円
- まとめ買いやセット販売品を利用すると費用を抑えやすい
タイルサイズ | 必要枚数 | 価格帯 | 想定費用 |
---|---|---|---|
30×30cm | 約120枚 | 100〜300円 | 12,000〜36,000円 |
45×45cm | 約55枚 | 200〜500円 | 11,000〜27,500円 |
必要な数量は施工時のロスも考えて1〜2割多めに用意しておくのがおすすめです。

施工のメリット・デメリットを把握しよう
置くだけタイプのフロアタイルは、初心者にとって理想的なDIY素材ですが、良い点ばかりではありません。利点と注意点を理解して選ぶことが大切です。
- メリット
- 接着剤不要で簡単に設置可能
- 原状回復がしやすく賃貸にも適している
- 不要になったときは取り外して再利用できる
- デメリット
- ズレやすいため下地が平らである必要がある
- つなぎ目に段差ができやすい
- 湿気が多い場所では浮きやすい傾向がある
これらを踏まえて、設置前には床の掃除と凹凸チェックを忘れずに。特に滑り止めシートの使用はズレ防止に有効です。
6畳部屋に合うおすすめの安いフロアタイル
6畳の部屋にぴったりな、手ごろで品質の良い「置くだけフロアタイル」を紹介します。
ここでは通販サイトごとに人気の商品をピックアップし、特に賃貸住宅でも使いやすい跡が残りにくいタイプや、実際の使用感を重視した選び方のポイントをご提案します。
コスパ重視!人気通販サイト別おすすめ商品

各通販サイトにはそれぞれ特徴があり、価格やセット内容が異なります。代表的な商品を比較すると、以下のようになります。
商品名 | サイズ・枚数 | 価格帯 | 特徴 |
---|---|---|---|
Art3d 木目調 | 30×30cm・30枚 | 約3,499円 | EVA樹脂/柔らかく防水/ナチュラルデザイン |
Oxdigi 大理石調 | 30×30cm・30枚 | 約4,499円 | 塩ビ素材/高級感/耐久性◎ |
大判石目調 | 45.7×45.7cm・75枚 | 約21,150円 | 広範囲対応/時短施工/厚みあり |
選び方のポイントとしては、以下のような点に注目すると失敗を防げます。
賃貸でも安心な跡が残らないタイプとは
賃貸住宅で使用する際に最も気になるのが「原状回復」の問題です。以下のような特徴を持つ製品であれば、退去時にも安心して使えます。
特徴 | 内容 |
---|---|
裏面仕様 | 低粘着で滑り止め効果あり。粘着剤不要で糊跡が残らない |
素材の厚み | 厚みのあるタイルは凹凸を吸収し、跡が残りにくい |
ジョイント精度 | 隙間がなくピッタリはまる構造で、反りやズレが起きにくい |
これらの仕様は、Art3dやOxdigiの製品に共通しており、賃貸でも安心して使える理由となっています。
レビューから見る実際の使い心地と評価
購入者レビューは、使い勝手や施工時のポイントを知るうえで非常に参考になります。以下のような声が多数寄せられています。
- 「カットが簡単で、家具の下にもきれいに敷けた」
- 「EVA素材は足に優しく、子ども部屋にぴったり」
- 「ズレやすいかと思ったが、滑り止めシートで問題なし」
全体的に「手軽さ」と「見た目の良さ」が高く評価されており、初めてのDIYでも満足度が高いようです。写真付きレビューを見ておくと、実際の仕上がりがイメージしやすくなります。

1K(6畳/8畳)部屋におすすめの置くだけフロアタイル
基本的にはニトリあるいは東リのピタフィーがおすすめです。ニトリのほうが1枚当たりが大きいため、細かく施工したい方はピタフィーをおすすめします。
ただ、両方とも角の施工やドア止めの施工といった細かい部分に対するカット作業は必須です。
価格
6畳 | 6万円前後 |
---|---|
8畳 | 8万円前後 |
6畳は大体11平米、8畳は大体15平米といわれています。もちろん選ぶ素材にもよりますが、自分で施工する場合は10万円以内におさえることはできるとおもいます。
まとめ|安くて簡単に6畳を理想の空間に
この記事では、「置くだけ」タイプのフロアタイルを使って、6畳の部屋を手軽に模様替えするための方法や製品選びのポイントを解説しました。
まず、フロアタイルには塩ビやEVA樹脂など複数の素材があり、それぞれに適した設置場所と特徴があります。必要な枚数や費用の目安を把握したうえで、自分に合った製品を選ぶことが重要です。
コスパに優れた商品としては、Amazonや楽天で購入できる「Art3d」や「Oxdigi」などがあり、見た目・耐久性・施工のしやすさなどから高い評価を得ています。賃貸でも使えるように設計された製品も多く、糊跡が残らない仕様や滑り止め加工なども選定基準となります。
施工に関しても、必要な道具を揃えて段取りよく進めることで、初心者でも問題なく仕上げることができます。レビューなどを参考にして、実際の使用感もイメージしておくと安心です。